終戦記念日
やっとこの歳になって、戦争の番組なども見ようと思うようになりました。
数年前に特攻隊の関連の記事を読んだりしたことがきっかけかもしれません。
子供の頃ははだしのゲンや黒い雨などの映画を学校で見せられて
悪夢のように怖がりました。
毎年この時期になると戦争の番組が組まれ、とても憂鬱でした。
祖母から戦争の話を聞くことはありましたが、
祖母もあまり生々しい話は思い出したくなかったのか、
子供にはかわいそうと思ったのか、
「戦争は嫌だ」という話は聞きましたが、臨場感あるようなお話は聞かずじまいでした。
私の産みの母は私が1歳の時に他界していまして、
父もあまり母の話をせず、母方の親戚とも縁遠くなってしまい、
私は母の生年月日を知らずに生きてきました(命日は知っていましたが)。
数年前に母方の叔母から生年月日を聞いて驚きました。
1945年の8月8日だったのです。
広島と長崎に原爆が落とされ、まさに終戦という時に生まれていたんですね。
母が生きていてくれたら、そんな話も直接したのだろうと思いますが。
最後の空襲である熊谷への空襲も、今年初めて知りました。
熊谷の近くに住んだことがあり、馴染みの場所だったのに、ちっとも知らなかった。
無関心はよくないですね。
靖国神社、原爆資料館、知覧、ひめゆりの塔など、
戦争に関わる資料館にはなるべく足を運んで、
平和の尊さ、戦争のない日本を作り上げてくださったすべての方に感謝したいと思います。