私は講師のバイトで４人の生徒を受け持っているのですが、
そのうち一人から他の講師に変えて欲しいというリクエストがあったそうです。

ということで、その場でその生徒さんとの関係は終了となりました。

　

たまにあることで、私自身も講師交代で引き受けた生徒さんがいたので
まあ、こういうこともあるだろうなと受け止めることができました。

学校の教務担当者からは「相性もありますので」とコメントいただき
当たり障りのない感じで、少し気持ちは和らげていただきました。

あるべき姿としては、相性が悪かったで済ませるのではなく、しっかり振り返らないといけないと思っています。

個人情報にもなってしまうので、あまり詳細は書けないのですが、
こういう学校を通した生徒と先生の関係ですと、このように強制終了となってしまい、
復活のチャンスはありません（生徒がまた希望しない限り）

今回の場合は、私が生徒さんから「NO」と言われる前に、もう少し踏み込んで手を打つべきだったのかもしれません。

大人になると時間がたくさんある感覚がありますが、
高校生の年頃については1年1年が勝負。やり直しができるという感覚はありません。
大人になっていくらでもやり直しができると言っても、きっと響かないし、
そういうことをいう大人は受け入れてもらえないのかも。

ということを、改めて学びました。　

通常の社会生活では、相手に一旦拒否られたとしても
また会う機会があったり、挽回のチャンスがあったりします。
人は人によって磨かれる。苦手な人とも向き合うことで磨かれることもありますね。

拒否られたとしても、相手のためを思って手を差し伸べる必要もあるかもしれません。

他の人に任せた方がいい時もあるかもしれません。
結果として、相手の状況がよくなれば良いのだと。
今後もその生徒さんの近況は学校の掲示板で見られるので、
暖かく見守るようにしたいと思います。